奥で作っています。作り置きはしないからです。 (01.png)
薬さじは手放しません。素手では触れないからです。 (02.png)
ハサミを腰に下げます。一包化を毎日切るからです。 (03.png)
乳鉢を毎日使います。錠剤を粉にするからです。 (04.png)
電卓を必ず出します。体重で量が決まるからです。 (05.png)
印鑑は白衣に挿します。監査ごとに押すからです。 (06.png)
目が細くなります。文字が小さすぎるからです。 (07.png)
親指が痛くなります。シートから出すからです。 (08.png)
冷蔵庫の前で震えます。冷所の薬を探すからです。 (09.png)
くしゃみを我慢します。粉が飛んでしまうからです。 (10.png)
声が大きくなります。マスク越しに話すからです。 (11.png)
昼が二時になります。窓口が空かないからです。 (12.png)
開店直後は静かです。診察はこれからだからです。 (13.png)
十一時に波が来ます。診察が一段落するからです。 (14.png)
薬歴は閉店後です。調剤が優先だからです。 (15.png)
月初は残ります。レセプトがあるからです。 (16.png)
まず体調を聞きます。効いたか知りたいからです。 (17.png)
名前を二回聞きます。同姓の方がいるからです。 (18.png)
お薬手帳を確認します。飲み合わせを見るからです。 (19.png)
先生に電話します。量が気になったからです。 (20.png)
後発品を聞きます。選ぶのはご本人だからです。 (21.png)
点眼は五分あけます。先の薬が流れるからです。 (22.png)
薬は勝手に変えません。決めるのは医師だからです。 (23.png)
錠剤で名前が浮かびます。刻印を覚えているからです。 (24.png)
箱の裏から読みます。成分が気になるからです。 (25.png)
家族にも説明します。聞かれる前に言うからです。 (26.png)
食後三十分と言います。口ぐせになったからです。 (27.png)
お菓子を小分けにします。一包化の癖が出るからです。 (28.png)
自分の薬は忘れます。人には毎日言うからです。 (29.png)
春は箱が空になります。花粉の薬が出るからです。 (30.png)
冬は薬袋が足りません。かぜの方が続くからです。 (31.png)
夏は保冷剤を付けます。坐薬が溶けるからです。 (32.png)
年末は箱を数えます。棚卸しがあるからです。 (33.png)
必ず二人で確認します。一人では見落とすからです。 (34.png)
似た薬に印をつけます。名前が一字違いだからです。 (35.png)
入荷の連絡で沸きます。ずっと欠品だったからです。 (36.png)
一錠ずつ数え直します。記録が残る薬だからです。 (37.png)
よく眠れたと聞きます。昨日の薬が効いたからです。 (38.png)
名前で呼ばれます。顔を覚えられたからです。 (39.png)
今日も処方箋を待ちます。渡すまでが仕事だからです。 (40.png)