二回押します。一回では届かないからです。 (01.png)
台車に全部載せます。二度は往復しないからです。 (02.png)
軍手は毎日替えます。すぐ穴が開くからです。 (03.png)
首にタオルを掛けます。汗が箱に落ちるからです。 (04.png)
端末は腰に差します。両手を空けたいからです。 (05.png)
空の箱も積みます。送る方に渡すからです。 (06.png)
指先が切れます。箱の角が鋭いからです。 (07.png)
一日で二万歩です。車が入れない道だからです。 (08.png)
膝を曲げて持ちます。腰では上がらないからです。 (09.png)
三階までは階段です。待つ方が遅いからです。 (10.png)
積み込みは逆順です。最後の荷物が先だからです。 (11.png)
朝に数が合いません。必ず一個紛れるからです。 (12.png)
午前中が一番多いです。指定が集中するからです。 (13.png)
十九時から本番です。再配達が集まるからです。 (14.png)
時間まで近くで待ちます。早すぎても迷惑だからです。 (15.png)
押したら一歩下がります。顔が近いと驚くからです。 (16.png)
置いたら撮ります。届いた証拠になるからです。 (17.png)
不在票は素早く書きます。次の指定が迫るからです。 (18.png)
宅配ボックスは満杯です。先客がいるからです。 (19.png)
サインは苗字だけです。読めれば足りるからです。 (20.png)
重いですと先に言います。受け取る手が驚くからです。 (21.png)
表札を探します。番地が飛んでいるからです。 (22.png)
五分だけ待ちます。すぐ戻ると聞いたからです。 (23.png)
箱は一瞬で畳みます。毎日何十個も見るからです。 (24.png)
箱で中身が分かります。同じ物を毎日運ぶからです。 (25.png)
自分の荷物は置き配です。留守にしているからです。 (26.png)
私用でも路肩を見ます。停める場所を探すからです。 (27.png)
三辺は見れば分かります。サイズが料金だからです。 (28.png)
犬の名前を覚えます。毎回吠えられるからです。 (29.png)
十二月は倍になります。お歳暮が重なるからです。 (30.png)
夏は水ばかり運びます。暑い日ほど売れるからです。 (31.png)
雨の日は袋をかけます。箱が水に弱いからです。 (32.png)
大晦日も回ります。おせちが届く日だからです。 (33.png)
先輩は空振りしません。時間を読めるからです。 (34.png)
積み残しは分け合います。全部届けたいからです。 (35.png)
すれ違うと手を上げます。同じ区域を走るからです。 (36.png)
同業者にも道を教えます。明日は自分が聞くからです。 (37.png)
子どもが手を振ります。顔を覚えたからです。 (38.png)
待っていてくれます。車の音が聞こえるからです。 (39.png)
今日も荷物を届けます。待つ人がいるからです。 (40.png)